日本が世界に誇る伝統芸能(邦楽・邦舞,歌舞伎、能狂言、民俗芸能、クラシックなど)を、若い方々に伝えていくため、平成12年7月1日、青少年のための、古典及び伝統芸能企画制作オフィスを、関係各位の協力を得て設立しました。 古典芸能に親しむことで、日本の伝統的な音楽に馴染み、言葉や、美術に触れて、日本の文化そのものを自然に感性で受止めることができます。
これまで,日本の音楽や舞踊などの古典芸能の領域は、学校でも取り上げられる機会も少なく一般に「なじみがない、むずかしい、わからない」などの理由でとかく敬遠されがちでした。 しかしこれらは、日本の風土に根ざした気質,感性の中から生まれた独自の文化であります。 西洋の音楽や踊りが主流となって日本の音楽や舞踊に耳や目を傾ける機会がますます少なくなり、このままでは,日本人のもつ美意識や感性を受け継ぐことも危ぶまれる情況です。
以上のような状況から、2002年には、小中学校の音楽教育の一環として邦楽及び和楽器が、正式に授業に取り入れられることとなりました。 それに先立ち、舞藝舎では、その道の第一人者である歌舞伎俳優、舞踊家、演奏家、伝統芸能技術保持者や特定非営利活動法人『集団・日本舞踊21』、社団法人『全日本郷土芸能協会』、松竹株式会社などの後援・協力を得て、古典芸能・民俗芸能に関する様々なジャンルの企画を立ち上げました。
伝統芸能をもっと身近に感じて頂けるように、普段、生では目にすることの出来ない幕の内側をお見せしたり、出演者と共に体験できるなどの構成となっており、エンタテイメントとして未来に繋げて行きたいと考えております。
舞藝舎は、2000年10月、日韓文化交流基金により韓国ではじめての、民間レベルの古典芸能公演『歌舞伎のいろは―歌舞伎舞踊ワークショップ公演・釣女―』を上演、好評を博しました。2003年5月には『パンソリと歌舞伎を通してみた音の世界・五条橋』、2007年6月、韓国の人々も参加した「歌舞伎体験プログラム・娘道成寺」も実施することができました。
文化庁主催、全日本郷土芸能協会制作の世界伝統芸能フスティバルの活動を通じて、バラと声の国ブルガリアからソフィア国立歌劇場のオペラ歌手によるオペラ入門コンサートや世界的な女声コーラス、カルテット「スラヴェイ」のブルガリアン・ヴォイス・コンサートなどのオペラや民俗音楽を日本の歌舞伎や民謡との対比・共通点などを交えた企画も2005年、2007年に実現の運びとなりました。
日本の伝統芸能は大道具・小道具・衣裳・鬘・和楽器など独自の伝統芸能技術保持者によって支えられております。舞藝舎はそれらの協力のもと伝統芸能公演に欠かせない定式舞台製作等の総合的な伝統芸能に関するコンサルティング活動も行っております。また、2007年5月から、伝統芸能の幅広い普及制作活動を目的とするNPO法人「舞台芸術21ネットワーク」を立ち上げ、新宿や栃木県那須町、山形県酒田市、鹿児島市などで、子どもと大人のための「生きがい歌舞伎ワークショップ」も展開しております。
舞藝舎は古典芸能や伝統芸能の普及活動とその活性化を図るため一層邁進致します。宜しくお願い申し上げます。
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2020年2月19日 「ソンコ・マージュ」ライブ |
2020年2月16日 「茶論・土・かぶき」 |
2020年2月2日 橋本フサ「マイムdeかぽれ」 |
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2020年1月19日 「昇吉落語」ライブ |
2019年10月26日 「塩満友紀」アルパライブ |
2019年6月7日 「松浦健太郎」チェロの調べ |
ウリポ・はせ・カンパニー | はせみつこを継ぐ流動的運動体としての〈ウリポ〉誕生 |
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NPO法人舞台芸術21ネットワーク | 伝統文化や芸能をわかりやすく、楽しく、心に響くように伝え提供 |
公益財団法人 全日本郷土芸能協会 | 国・地方自治体の教育、観光、文化振興部門などと連携して民俗芸能の公演・展示の場を作り、その発展を図っています。 |
日本シャンソン館 | 日本に文化として定着したシャンソンをより多くの人々に親しまれ、愛されるための施設です。 |
ソンコ・マージュ | ここに説明など入れて下さい。サンプルテキスト。 |